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ブラック企業の給料天引きとは・・・【年収アップの落とし穴】

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ブラック企業の給料天引きとは・・・【年収アップの落とし穴】

ブラック企業の給料天引きとは・・・【年収アップの落とし穴】

ヤッター!転職したら年収上がったー!

超アップしたあああああ!

よく言いますよね。

 

ネットでもありふれているような気がします。

頭抱えた画像とキラびやかな画像の対比で転職を推奨する広告とか。

結構ありますよね。

本当に大丈夫ですか?

天引き、確認しましたか?

 

 

こんにちは。

ブラ男です。

ブラック企業で原因不明の頭痛に悩まされながら今日も元気に生きています。

 

 

転職をする時に給与アップに気を取られてついつい確認が漏れる。

天引きの有無。

アナタの内定承諾の電話を終話して、人事部はほくそ笑んでいるかもよ。

 

 

こんな想いを持った方々にご覧頂きたい

  • 給与から天引きがあったんだけどこれって普通なの??
  • どういう項目が天引きになっていたらヤバイの?
  • 天引きされないための対策は?

 

 

稼いでも稼いでも額面が増えない。

ガンバって出世しても天引き天引き天引き・・・・・。

さて、参ろうじゃんすか。

 

 

 

 

 給料の天引きを面接で確認する時の注意点

 給料の天引きを面接で確認する時の注意点

誤解してほしくないのが、天引き自体が問題なのではなく。

 ブラック企業の場合は額がデカすぎたり。(全体の30%とか。)

意味不明な項目だったり。

挙句の果てには、チリツモ(ちりも積もればなんとやらの意)の天引きで「円」なのか「ペリカ(チンチロの意)」なのかわからなくなってきたり・・・。

 

それじゃあ個人事業主やっていた方がましじゃあん。

というレベルの話。

 

天引きって真っ当な企業とダークな企業のコントラストが激しいから、他の企業の動向がわからないとついつい払ってしまいガチ。

(天引きって言葉、浸透し過ぎていますよね。)

明細はちゃんと見ようの意。

対策は圧倒的下記。

 

入社前に面接官に確認する。

 

OB訪問とかできれば別ですが。

中途入社とかだとそうもいきませんよね。

面接でついつい忘れがちなのが天引きの怖いところ。

年収アップしていたと思っていたら前職では引かれていなかった項目が引かれていて、算出してみたら減額だったなんてハナシもザラにある。

 

給与からの天引きは事後に知るケースが圧倒的で、企業によっては就業後にわざと知らせてくる確信犯な企業もある。

 

面接で確認するのはモチロンなんだけど。

正直重視するのはイエスノーの返事じゃない。

そんな価値のないもの聞きたくない。

見るべきは下記。

 

  • 面接官が天引き項目の詳細をしっかり言えるか。
  • 天引きを従業員が選択できるかどうか。

 

まあまあ、細かいハナシは後で・・・。はクロだよ。

天引きなんてないよ!!って目がクロールしていたら(泳ぐの意)クロだよ。

 

天引きの項目を金額と併せてしっかり言えたなら、クリアである可能性は非常に高い。

何より金額を聞いたら算出できますし。

下記に惑わされないで。

 

 

  • 金のハナシ卑し~!
  • 内定じゃない段階から金のハナシなんてけしからん!

 

 

たしかに一次面接とかでは聞きにくいから。

最終面接とかで聞いた方がいいかもしれないね。

天引きのハナシになった瞬間、面接官が喚いてきたら答えは聞き出せないんだけど。

喚いたって事実が答えの可能性は非常に高い。

お金って大事だよね。

喚く企業ほど、「やりがい」搾取企業なのかもよ。

 

 

ココがポイント

天引きの金額を伝えられたとしても、相場は確認しよう。

 

 

給料から天引きされていたら要警戒の項目

給料から天引きされていたら要警戒の項目

ブラック企業あるある。

天引きされていたら相当の確率で注意した方が良い。

ドッキドキの下記。

 

  • 家賃
  • 備品・共益費
  • 携帯電話関連
  • 謎の福利厚生

 

誤解してほしくないので再度書きますが、天引きが悪いのではなく。

知らぬ間に天引きされていたり金額が異様に高かったりという場合。(後者はたぶんピンハネしてる)

 

ひとつひとつ白目でいきます。

 

家賃

家賃

社宅って場合もあるよね。

ホワイト企業の場合、まじでアタリ。

一か月2万円とかで住めたりするよ。

 

一転、ブラックは目も当てられない。

家賃が天引きされていたら間取り、周辺相場は必ず確認した方がいい。

僕の経験なのですが、地方転勤になった際に家賃相場5万円くらいのところに9万円で住んでいました。

 

間取りもグレードアップしていないし。

明らかにおかしいので調べて引っ越しを人事部に申し立てたら下記。

 

 

人事部の手配料込みだから仕方ない。

 

 

ついに言いやがったと思って引っ越し告げたら更に下記。

 

 

オフィスの近くに住めよ

 

 

エーン!じゃ済まない。

泣いても笑ってもペリカ。

1日外出権の方がまだクリアに思えた20代の冬。

こういうの抗うとブラック企業はパワハラに発展しますよね。

さて次項。

 

 

備品・共益費

備品・共益費

賃貸かよってツッコミたくなるような項目。 

なかなか確認しずらい備品。

下記。

 

 

  • ファイル
  • クライアントに送付する際の封筒代(勿論発送代も)
  • 文房具全般
  • トイレット、ティッシュペーパー代

 

 

いや、ホントなんですって。

天引きっていうか自腹の可能性もある。

ブラック企業って言うかグレー。

たかが少額、されど少額。

仕事するたびに給与減っていく。

発送代なんてクライアント増える度に自分が自腹切る。

会社が隆起するたびにアナタの財布はしぼんでいく。

 

 

「トイレットペーパー自腹ですか?」って超聞きにくいから。

「給与からの天引き何かありますか?」の質問でなんとか面接官の出方探るしかない。

 

 

ココがポイント

諸々・・・って言い出したら含まれているかもよ。

 

 

 

携帯電話関連

携帯電話関連

今では携帯電話持ってないと仕事にならない職種が多いですよね。

固定電話廃止して社員に一台(部署に一台)携帯電話にしているケースも増えてきた。

コレがまたかなり落とし穴。

携帯関連のケースとしては下記。

 

 

  • 携帯そのものが未支給
  • 通信費
  • 充電器代

 

 

貸与されているのに通信費自腹とはこれいかに。

でも残念ながら結構聞くし遭遇した事もある。

もっと驚きなのが、携帯支給だけれども充電器は自分で買ってねって会社。

どうやって使うんだよwwwwwww

充電器買えとは言われないんだけど、勿論携帯充電切れで不通だと烈火のごとく怒られるよ。

 

 

厄介の所以。

面接時点では下記。

 

 

携帯貸与だよ。(会社負担とは言っていない)

 

 

携帯関連はかなり厄介。

携帯貸与って一般的になり過ぎた分、見抜きにくい。

勿論営業職で携帯未支給だと必然的にプライベート携帯使わねばならないから注意が必要。

営業職で携帯未支給の会社、まだまだあるよ。

未支給だと社内要件の通話も自腹だから結構キツイ。

 

 

謎の福利厚生

謎の福利厚生

ブラック企業だと定番かもしれない。

謎の福利厚生。

ウッキウキで給与明細見てみたら下記書いてあったら給与明細バッキバキ。

 

 

  • ワクワク仕事楽しくなるレク代
  • 社員NAKAYOSHI倶楽部
  • ちゃんこ鍋の会
  • ふわっふわスイーツ同好会活動費

 

 

定番ドコロだと社員旅行とか。

結構グレーだと思う。

行きたいところだったらいいけれど、積立している会社ほど投票制という名のお局ダーツの旅(投擲距離1cm)だったりする。

上記でいうちゃんこ鍋の会は夏でもちゃんこ食べるんだろうか。(知らんの意)

 

 

極端かもしれないけどガチ。

見たことのない福利厚生とか勝手に記載されてるんですよね。

話を聞いてみると、会食の費用積立や新設された福利厚生だとか。

(イベント未参加の場合未返金でワロタ。)

 

実施時の差額は執行役員兼お局のポケットへINだよね。

 

 

 

給与天引きだけじゃない!営業実績からも天引きする会社は実在します【体験談】

給与天引きだけじゃない!営業実績からも天引きする会社は実在します【体験談】

僕は営業職が長いので遭遇した事あるのですが。

営業でいうと評価基準って大抵下記なワケですよ。

 

 

  • 売上額

(お客さまからもろたお金の総計)

 

  • 粗利額

(お客様からもろたお金-プロジェクト依頼した協力会社様などにお支払いしたお金)

※そのプロジェクトを完遂させるためにかかったお金。(自社の人件費は除く)

 

 

ザックリ、大抵上記のどちらか。

いわゆるノルマってのは営業社員の人件費も込で設定されている事が多いから、ノルマいかないと赤字の可能性が濃厚。

 

 

国家総予算なんじゃないかと錯覚するほどノルマのゼロが多く感じるブラック企業。

そんな中、運よく僕はノルマ達成した事がある。

周囲は達成してなくて、なんと僕だけ。

肩で風切って歩かせてもらえなくてもいいから定時退社を経営者に懇願したあの日の事、僕は忘れない。

僕の売上に突然下記がのしかかってきた。

 

 

  • オフィス家賃代
  • 水道代
  • 電気代
  • 自分と管理部の人件費
  • 文房具代
  • リース機器代(コピー機とか固定電話)
  • テレアポ費(電話代)

 

 

勿論上記数値が、営業社員人数分に乗法の逆演算つまりは除法、いわゆる商であった数字だったけれど。(割り算の意)

営業社員よりバックオフィスの社員の方が人数いる稀有な(めずらしいの意)会社だったから、管理部社員の人件費は重すぎた。

一瞬にして溶ける僕の売上。

嬉々とする経営者。

社会は無慈悲だった。

 

 

わかる、わかるよ。

流行りの経営者目線だろ。

営業利益(お客様からもろたお金-法人税除くかかった費用ほとんど)って大事だよ。わかるよ。(グスンの意)

でもさ、ノルマ達成した月に限ってあんまりだろ?

急にここまで引かれるんだったら、お局が就業中に食ってたさっきのショートケーキ、もう僕の売上にツケといてくれよ。

 

 

 

一気に売上がマイナスに突っ込む社員もいた。

静かな会議室。

溶ける、なけなしの売り上げを眼前に嗚咽を漏らす社員もいた。(ごめん、それはなかった。)

反面、笑い声が聞こえてきそうなほど嬉々とする経営者。

社会を疑った。

僕はその夜帰宅してスーツを脱いだ。(あたりまえだが。)

 

 

 

つまりは、ノルマ達成なんてノーカンだったんだ。

 

 

 

給与天引きは悪い事じゃない。金額がデカすぎるんだよ。(まとめ)

給与天引きは悪い事じゃない。金額がデカすぎるんだよ。(まとめ)

ここまで来たら、わかったよ。

携帯の充電器代だったりファイル代?その辺は払うよ。

もういいって、諦めるよ。

ただ、まじでやばいのは、ドブラックな会社の天引きって金額がデカすぎるんだよ。

ハイ、まとめ。

 

 

こんな想いを持った方々にご覧頂きたい

  • 給与から天引きがあったんだけどこれって普通なの??
  • どういう項目が天引きになっていたらヤバイの?
  • 天引きされないための対策は?

 

天引きされないための対策

 

入社前に面接官に確認する。

面接官の目がクロールしていたら残念ながらクロ。

 

-下記でけっこうブラック度合いが変わってくる-

▶面接官が天引き項目の詳細をしっかり言えるか。

▶天引きを従業員が選択できるかどうか。

 

 

 

天引きされる可能性が高いもの

  • 家賃
  • 備品・共益費
  • 携帯電話関連
  • 謎の福利厚生

※営業社員は評価方法も聞いておくのだ。

 

 

以上。

天引きはまじで怖い。

ホワイトな企業は金額が相場よりだいぶ安いから天引きの方がラクチンなんだけどね。

社食代1食250円で給与天引きとかの会社も世の中にはあるらしいよ。(ごめん、夢かも。)

 

読了アザス。

 

 

 

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尚、動画で触れるブラ男は下記。
ペットを愛でる距離感でご覧ください。

 

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ブラ男

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こんにちは。ブラ男と申します。 お察しの通り、ブラック企業に転職してみた(強がり)系男子、略して「ブラ男」です。「絶対コレホワイト企業っしょwww」って自信満々にブラック企業に突っ込んでったアナタの友人に、ハンカチの変わりにそっと差し出せるようなブログを目指しています。担当職種を聞かれてパッと言えないのが最近の悩みです。 30代男性。 Twitter YouTube

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