何言っているかわからない!会話ができない社員との付き合い方
お疲れ様です。ブラ男です。
社内に一定数いる、何を言っているのかわからない社員。
結構エグいです。
抽象的過ぎて会話の前提もわからず、一体何が着地なのかわからない。
ノイローゼになりそうです。
会社ってチーム戦ですよね。
何を言っているのかわからない社員がいるとクレームが自分のせいにされるかも・・・。
そんな何を言っているのかわからない社員を見抜く特徴や付き合い方、接し方を説明していきます。
回避しましょう。
会話ができない社員の特徴とは?
色々なタイプがいると思います。
僕がブラック企業に勤務してかなり見るのが、話を要約、差別化できなく、具体性がないのが特徴です。
つまり、〇○です。と結論を話す事ができません。
レクチャーを受けても何がなんだかわからないため、かなり注意が必要です。
物事の根拠に筋道が通ってないのも特徴的。
話してて亜空間にすっ飛んだ気持ちになります。
部下でも上司でも、なかなか大変です。
状況報告などを求めても何を言っているかまったくわからないため、かなり注意をした方がいいですね。
話しの節々には意味がありますが、順序だてて話をする事がなかなか難しい。
相手は変わらないので、自分が変わりましょう。
どうすれば会話が通じるようになるのか?
どう接していけばいいのか。
下記が結論です。
尚、1対1で話している時を想定としています。
- 発言の固有名詞に注意
- 数字を絡めた回答を聞きまくる
- 質問を一問一答形式に持ち込む。
こんなところでしょうか。
次項から深堀しますが、基本的には聞き手側が全て聞き出さなければなりません。
相手は説明をした気になってしまっているので、こちらから聞き出さねばこちらのせいになってしまいます。
いつだってレールを敷いてくれればラクですが、社会はそんなに甘くありません。
自分が変わりましょう。
固有名詞に注意する
相手が発言する固有名詞に注意して下さい。
認識にギャップが起きないよう、必ず意味を聞き返しましょう。
このテのタイプは自分が知っている事を相手が知らない状態がイメージできないため、下手すると世の中で自分しか知らないであろう自分用語を使ってくる事があります。
含蓄のある固有名詞が出てきたら注意しましょう。
英語などが出てきたら要注意ですね。
本当に何を言っているのかわからないので、何度も何度も聞いていいと思います。
この人、聞かれたいからやっているのか?と思う瞬間もありますが、結構ガチで説明してくれていたりするので、何度も聞きましょう。
聞かないとアナタが後悔する事になります。
数字を絡めた回答を聞きだす
数字に関しては、どんどん聞きましょう。(シーンによっては5W1Hですね。)
単語単体を発言する事で説明した気になってしまっているので、必ず明確にしましょう。
下記は例です。
カレーの作り方がわからない方にカレーの作り方を教えようとした場合です。
カレーを作る時は、野菜を鍋に入れたらできるよ。
ヒアリングで明確化せねばならない事
- 野菜の種類は?
- 鍋に入れてどうするのか。
- いつ野菜に入れるのか
- 何分野菜に入れるのか。
- 鍋に入れる前後の工程はいくつあるのか?
- 野菜以外の食材はある?
カレーはポピュラーだから、イメージしやすいかもしれませんがこれが右も左もわからない仕事中の会話だと思って下さい。
恐ろしいですよね。
明確化せねばならない事、一応例なので書きましたがほぼ全てですよね。
パエリア?フライパンにごはんとトマトとシーフード入れて終わりじゃん。
そりゃブラック企業にはクレームが溢れますわ。
質問を一問一答形式にする。
矢継ぎ早に言われても正直マジで何を言っているのかわかりません。
会話をしていると本当に怖くなってきます。
カレーなら鍋に入れればできるよ?あ、ちなみにスープはね・・・
みたいな。
カレーの事聞きたいんや。
怖すぎ。
興奮して矢継ぎ早に話出してしまったら、waitwaitと、なだめましょう。
そして、質問をアナタからコントロールして下さい。
アナタが聞きたいだけを質問しましょう。
何を話しているかわからない社員は質問責めを嫌うため、自身が理解力がない事を伝えると怒られないで済みます。
レクチャーを受ける時や、現況報告などをもらうときは、特にフロー化をすると効果抜群です。
会話ができない社員って、会話ができないのではなくて自身の頭の中を整理するのが苦手なんです。
「まず1番、何をしますか?」
「なるほど、次はどうしますか?」
「わかりました。では3番、次はどうしましょう?」
このような具合です。
質問をしてリードしていきましょう。
レクチャーなどのフロー化は比較的ラクですね。
現況報告の場合は、相手が言っている事をとりあえず聞き出して、パズルのように5W1Hを聞いて埋めていきましょう。
ある程度聞いたら順番を整理してひとつの絵を完成させましょう。
知ってるかホワイト。ブラック企業は勤務中にパズルしてるんだよ。
そりゃ長時間残業します。
ちなみに、真っ白なA3用紙に、相手の言っている事を一つずつ書き込んでいき、何を言っているのかわからない社員と一緒に視認するとかなりスムーズです。
お試しあれ。
カレーの作り方を聞くときは材料から聞くと良いですね。
上司の言っている事が亜空間だった体験談
さて、僕は何を言っているのかわからない上司と出会ってしまいました。
上司は何を言っているのかわからないもんだと言われるかもしれませんが。
限度があります。ご覧ください。
経験談
様子がおかしいのは出勤初日にわかりました。
ニコニコ笑顔でいるのですが、雑談をしてみるとコミュニケーションがよくわかりません。
自分でカフェインが苦手だと言っているのに「あーコーヒー飲みてえ」と言い出したり。
データ入力の目的と背景をヒアリングしたら入力する事が大事って言っているし。
まじでなかなかロックな感じでした。
カレーは好きですか?と聞くと、辛いものは嫌いだ。と言ってキムチ食べてたり。
すみません。カレーの件は盛りました。
でも、カレーの件並みに論理破綻している事が散見されました。
また、僕の上司の場合は何を話しても壊れてしまったスピーカーのように同じことをひたすら喋っていました。
まるで誰かからコピーしたコミュニケーションを使いまわしているかのように・・・。
指導もどこかセル的で、アレしてコレしてといった発言が多かったと思います。
かなりオープンクエスチョン(回答の裁量が回答者にある質問)に弱い傾向があり、「これってなんのためにやるんですか?」「上司、これどんな感じですか?」といった質問をするとフリーズしていました。
雑談は出来ない事はないんですが、イマイチ伝わってきません。
何を話しているのか重要な部分がわからないのです。
全てがざっくりしており、困りました。
また、仕事に関する雑談も時折バグッていました。
何故入社したのか聞くと「引っ張られた」というので、ヘッドハンティングスゴイ!どこのエージェントにハンティングされたの!と聞くと「一般公募」だという。
怖すぎ。
ある日、その上司からレクチャーを受けなければいけなくなりました。
それはまあ大変です。
口頭で勢いよく喋っているので自分でも何を喋っているのかわからない状態。
もはやレクチャーしている自分にホレボレとしてしまっている状態でした。
残念ながら全くわかりません。
残業もしたくなかったし、痺れを切らした僕は、A3用紙をコピー機から持ってきて、質問責めにしてフロー化させレクチャーを終えました。
上司は少しイライラしていましたが、そんな事よりも本当に怖かったです。
入社初日にして亜空間に来てしまったな。と感じたある冬の日でした。
まとめよう
さて、まとめましょう。
何を言っているのかわからない社員は要注意。
何を言っているのかわからない社員の特徴
- 要約が苦手(「つまり、〇〇」ができない。)
- 差別化が苦手(違いがわからない)
- 論理破綻をしている
対策
- 発言の固有名詞に注意
- 数字を絡めた回答を聞きまくる
- 質問を一問一答形式に持ち込む。
本当にノイローゼになるので深入り注意です。
でも残念ながら、相手は変わらないから、自分が変わるしかないです。
少しでも皆様のブラック企業が少しでも過ごしやすいブラックになる事を願います。
+++++
尚、動画で触れるブラ男は下記。
ペットを愛でる距離感でご覧ください。