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ブラック企業社員は何故辞めないの?本当に怖い傾向と心理

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ブラック企業社員は何故辞めないの?本当に怖い傾向と心理

ブラック企業の社員は何故辞めないのか

こんちは。ブラ男です。

ブラック企業は離職率が高い。

でも、人が次々に辞めている会社で残っている人がいる。

それも、2年とか3年とかじゃなくて、7年とか10年とかとんでもない期間を過ごしている人がいますよね。

年齢的に転職ができないとか。転職回数が多すぎて土台無理。家庭の事情。そういった環境が(そういった事があっても転職できますが・・・)原因で辞める事が出来ない社員でなく、辞めない社員についてです。

わかりやすく言うとこんな感じ。

 

  • 50代くらいでプレイヤーをしていて長時間働いている。
  • 役職はあるが部下がいない。
  • 何を言っているかわからない時がある。

 

自分から「辞める」という行動をしない社員の心理を考察。

実体験の人間関係から説明します。

明らかに転職したら楽になるような環境でも、居続けてしまう社員。

ブラック企業で、結構な確率で遭遇します。

 

何十年も過ごしている人とは結構な確率でウマが合いませんよね。

対策も紹介してありますので是非参考にして下さい。

そんな人が何を考えているのか。

そんな社員の心理をご説明。

 

 

ブラック企業を辞める事が出来ない社員は自己評価が苦手

ブラック企業を辞める事が出来ない社員は自己評価が苦手

ブラック企業を辞める事が出来ない社員は下記のような感じです。

早速ですが、結論です。

 

コンプレックスが強く、実は自信がない。

 

自分を客観的に見れないため、自分の事を評価する事を非常に苦手とします。

なので、部下を持った時など、部下の仕事に対して何か物申す事が出来たとしても、

部下をナビゲートする事が非常に苦手です。

起きた出来事に何か物申すってのは、簡単ですからね。

では、何故自己評価が苦手だと辞めることが出来ないのか。

どのような心理が当事者には繰り広げられているのか。

具体的に、もう少し掘り下げていきましょう。

 

辞めることができない社員は自己を肯定する事ができない

自己肯定が苦手

信じられないかもしれませんが、辞めることができない社員は自己を肯定する事ができません。

具体的にいうと・・・・。

 

 

step
1
自分は存在していいのか自信がない。

step
2
他人からの感謝などが存在意義を保つエネルギー

step
3
でも感謝される術なんてわからない。

step
4
長時間労働

step
5
社長が頑張ってるって褒めてくれた。よしもっと長く会社にいよう。

 

こんな感じです。

会社にいて何をしているわけでもありませんが、褒めてくれるポイントが長時間労働なので会社にいるといった感じ。

 

自分の評価も自分ではわからない。

全て「他人」が始まり。

 

他人が必要としてくれたから、他人が役に立ってくれたから自分はいてもいいんだ。

 

この心理は怖いですね。

言葉通りに受け取ってしまっているため、他の仕事を失敗してもとりあえず長時間オフィスに居続けます・・・。

 

また、こうも考えています。

 

自分は長時間会社にいる事で会社を支えている。

自分が倒れたら業務が回らない。

自分がいなければ会社が倒産してしまう。

自分は必要とされているから有能な人材だ。

 

 

辞めることができない社員がどんどん必要とされたいと思う事によって企業はもっと甘えてきます。

 必要とされたいという欲求は悪いわけではないのですが・・・・。

 

 

ブラック企業を辞めることができない社員の危険な発言

危険な発言

僕がブラック企業で10年選手から聞いたセリフで一番ヤバイ発言は下記でした。

 

自分はこんなに頑張っているのに報われない。

 

 

書いていて恥ずかしくなってしまったので前置きとしてあえて書きますが・・・。

から私ブラ男は当たり前の事を言います。

 

 

仕事とはどれだけ頑張ったかではなく、相手の満足をする事をして初めて価値が生まれます。

 

 

つまりは、そこに努力量は関係なく、相手が満足するかどうかが重要です。

100時間作業した結果満足されない事もあれば、1分で大感謝される事だってあります。

少ない時間で多くの感謝を生めるかどうかが、スキルセンスだと思います。

しかし、自己肯定感が低かったり、自己評価が出来ない社員はどうしても仕事をする上での尺度を「時間の投下量」に置き換えがちです。

 

また、相手に理解されない時に自己を保てなくなり、パニックに陥ってしまいます。

 

経験談

 

10年選手が上役を捕まえて「なんでこんなに頑張っているのに報われないんだ」と言っていて上役がなだめているシーンを何度か見た事があります。

どんどん顔が真っ赤になっていて声もだんだん荒げているのを見ると一種の発作状態だなと僕は感じました。

常に会話が一人称なんですよね。

つまりは自分の事ばかり。

なぜ相手は感謝しなかったのか。という目線がない。

仕事をする上で非常に怖いです。

 

 

 

 

なんでアイツは定時退社なのに必要とされるんだろう?というヤバイ心理。

なんでアイツは定時退社なのに必要とされるんだろう?というヤバイ心理。

ブラック企業を辞める事が出来ない社員は、長時間労働をしたくてしている事は先に述べましたね。

長時間働けば必要とされる。

誰よりも会社にいれば自分が不必要とされる事はない。

 

仕事してるかどうかは別として、周囲の社員が帰らないと絶対に帰らない。

そんな中、早く帰っている社員を見るとこう思います。

 

「なんでアイツは早く帰っているのに役員との関係が良好なんだろう」

 

成果を出している間接部署の先輩に僕の上司がこう言っていて本当に怖かったのをよく覚えています。

それだけならまだよかったのですが、定時退社が多いが成果をよく出す社員をいじめてしまいがちです。

嫉妬ですね。

下記のようなステップで恐ろしい心理が組み立てられていきます。

 

 

step
1
なんで定時退社でも評価されるんだ?

step
2
そうか、アイツは役員のお気に入りなんだ。

step
3
ズルイ。俺はこんだけ残業しているのに。

step
4
気にくわない。いじめてやろう。

 

ここまでくると、ブラック企業を辞めることができない社員は成果不問で完全時給制の職場に転職した方が幸せになれるかもしれませんね。

 

より短い期間内に成果を出す事がミッションであるはずなのに、生産性の低い人が生産性の高い社員をつぶしてしまいます。

こればかりは組織でやってはいけません・・・。

ですが、ブラック企業ではよく見る光景ですね。

経営者層も現場の不仲としか見れないため、改善される事なく10年選手が下を潰してしまいます。

 

 

 

ブラック企業に長年いる自己肯定感の低い社員との付き合い方

特徴

ブラック企業を辞めることができない社員は自己肯定感の低さから、周囲が肯定作業に付き合わされます。

というか、周りが見えなくなると周囲に八つ当たりしてしまったり、騒ぎだしてしまったりするので扱いが非常に難しいです。

色々と面倒な事が多い社員。

かといって社員の立場から辞めさせるっていうのも時間がかかります。

さて、上手くやるには。

下記です。

 

  • 意見しない
  • 発言に反応しない

 

対応のポイントとしては、仕事をする上での目線が次のように決定的に異なる事です。

 

  • アナタは、他人が満足する仕事をしたい。
  • 辞めることができない社員は、自分が満たされたい。

 

違いすぎわろた。

深掘りしていきましょう。

 

 

ブラック企業に長年いる社員と上手く付き合うには意見しない事

意見しない事

ブラック企業に長年勤務している人に対して絶対にやってはいけない事の一つに「意見する」という事があります。

なぜ意見してはいけないのでしょうか。

組織を発展させる意見だったり、誰かの役に立つ意見だったらいいのでは?と思いますよね。

の認識、落とし穴です。

ブラック企業を辞めることができない社員に意見してはいけない理由、下記です。 

 

ブラック企業に長年いてしまう社員は客観的な視点がないため、意見すると間違いなく揉めます。

 

言われた時の辞められない社員の心理としては・・・

 

  • 自分を陥れようとしている・・・!
  • 自分が否定されている・・・・!
  • 自分の事が気に食わないからいじめてきているんだ・・・!
  • 自分がこんなに頑張っているのに言ってほしい回答と違う・・・!

 

怖いですね。

ここまでくると本当に仕事になりません。

貴方の職場にも意見をしたら急に感情的になる人いませんか?

受け手側の心理としてはどれかがあてはまっていると思います。

 

仕事の生産性という事もよくわかっていないため、仕事は穴だらけですし、無駄な作業も多いと思います。

 

気になってしまうかもしれませんが、絶対に指摘してはいけないです。 

どんなに相手のためを思っていても、伝わりません。

相手の事を思って発言している状態そのものが理解できないんです。

意見する方の気持ちが理解できないから、上記の心理に陥ります。

 

よかれと思って言ったとしても、絶対に辞めた方がいいです。

余計な事言わない方がいい。

貴方は仕事をしているかもしれないが、相手は仕事をしているのではなく、自尊心を満たす事で精一杯なんです。

 

仮に相手を長時間労働から救うためであったとしても絶対に意見してはいけません。

長時間労働がしたいからしているのです。

放っておきましょう。

 

古参社員の発言には反応しない事

古参社員の発言には反応しない事

ブラック企業で辞められない社員は周囲がモチベーション下がっている状態を好みます。

他の社員がモチベーションを落とすような現場で自分は継続的に働いている。と思うことで存在意義を見出します。

いちいち反応しないようにしましょう。

 

わざわざ下記を話しかけてくる古参社員、いませんか?

 

給料安いよね

ウチは厳しいよ

みんな辞めてくよ

頑張っても意味ないよ

離職した社員の話を楽しそうに語る

転職は悪である話をする

 

 僕の上司は入社初日にフルセット言っていました。

もちろん部下なし、10年選手でいまだプレイヤー。

10年前と変わらない業務をひたすら行っている。

なんのために言うんでしょう。

発言の意図、心理は下記のような感じ。

 

「給料安いよね」

安くてもやってる自分献身的。

 

「ウチは厳しいよ」

厳しくても出社してる自分凄い

 

「みんな辞めてくよ」

「離職した社員の話を楽しそうに語る」

自分は違う。

 

「転職は悪、有能な人は会社に残るという持論展開」

自分は善、有能。

 

自分のゴキゲンは自分でとってほしいですね。

そう思いますが、何を期待して貴方に言うんでしょうか。

 

同意がほしいから

 

 

これに尽きます。

自分で自信を得る事が出来ないので、他人から言われた(同調してもらえた

!ここは厳しい会社なんだ!)という事実で自己肯定の意思決定を行う傾向にあります。

面倒ですね。

適当にあしらいましょう。

 

辞められない社員がいる会社でのマネジメントは諦めた方がいい

辞められない社員がいる会社でのマネジメントは諦めた方がいい

少し異なる目線で話します。

辞めることができなく、長時間労働をしまくっている古参社員がいる会社で、貴方自身がマネジメントを任されてしまった場合の話です。

古参社員は貴方の上司か、間接部署の社員として働いているはず。

どちらにせよ。

マネジメントは諦めた方がいいです。

非常にマネジメントしにくいです。

貴方は適正なマネジメントをしていたとしても古参社員の影響を受けて離職します。

 

経験値がたまる場合もありますが、かなり時間を割くことになるのであきらめたほうがいいです。

僕はこれで丸々1年間棒に振っています。

貴方の部下が古参社員から受ける影響は下記です。

 

 

  • 辞める事が出来ない社員の影響を受ける(長時間労働しないといけないプレッシャー。)
  • 古参社員が会社のネガティブキャンペーンを行うため、貴方の部下が疑心暗鬼に。

 

 

貴方の部下が会社に居続ける状態が古参社員は耐えられません。

楽しそうに業務を行っている姿が嫌で嫌でしょうがありません。

ここまでくると、「敵」ですね。

僕自身、そういった会社で働いた時は、面倒くさくて仕方ありませんでした。

組織を繁栄させないといけない中核社員が部下のモチベーション下げてれば世話ないですね。

 

 

古参社員はなぜ部下を辞めさせてしまうのか?

何故部下を辞めさせてしまうのか

ブラック企業で働いている古参社員の部下や会社は、離職率が高い傾向にあります。

離職することで古参社員は10年経ってもプレイヤーをやっているんです。

明確に理由があります。

古参社員は部下が入ってくると下記の傾向があります。

 

  • 部下が成長すると部下に自分の仕事が取り上げられてしまう。=自分の存在価値の低下の思考が顕著。

 

  • 自分は凄惨な現場でレクチャーなどなく勤務してきたのだから新人がレクチャーがあるのはズルい。

 

部下に仕事を教えること自体が恐怖なんですね。

通常であれば、組織が強化される事による自分のパフォーマンス向上に目が行きますよね。

部下が育てば違う仕事ができる。

自分のしたい仕事ができる。

良い事づくしだと思うのですが・・・。

 

ただ、辞められない社員は違います。

マクロな目線で組織を見ることができません。

 

どうしても主観を優先してしまうのです。

また、パフォーマンスという概念がなかったり、新たな仕事を行うという目線がない。

いかに目の前の自分の環境を守るにはという目線が強い。

部下に仕事を教えて自分の仕事を部下が引き継げるようになったとき、自分は不要になるのではという恐怖心が勝ります。

長時間労働する必要がなくなったとき、古参社員のアイデンティティは崩壊してしまうのです。

 

 

辞める事ができない社員を無理に辞めさせない方がいい。

辞める事ができない社員を無理に辞めさせない方がいい。

会社にしがみつく社員を辞めさせたいって方、結構いるかもしれません。

僕もその気持ちわかります。

関わるのめんどくさいし、仕事しないし、そのくせプライドは高い。

やたら長時間会社にいるのも迷惑ですよね。

人によっては寝てるし・・・。

オフィスで睡眠とったりしてる自分は棚に上げて部下の仕事に口出すとかなかなか香ばしい。

 

 

辞めさせるのは簡単です。(時間はかかりますが。)

睡眠中やサボッている時、長時間労働を強要してくるときの動画撮って更に上司と第三者機関(労基署)に直訴すればいいだけです。

継続して行えばさすがに周囲も気づいてきます。

でも、絶対に辞めさせない方がいいです。

共存した方が貴方にメリットがあります。

理由は下記です。

 

生産性のミニマムを下げてくれる事で自分もラク。

 

 これに尽きます。

なんだよブラ男、結局は迎合するんじゃないかって思われそうですが。

そうではありません。

生産性のミニマム値が下がるということは、貴方自身が効率的に業務を行ってしまえば、就業時間内に自由な時間ができるという事です。

もし、古参社員が上司なら、目先の仕事の揚げ足こそとってきますが、生産性向上の指示は出してきません。

ここがポイントです。

目先の仕事なんて4時間で終わらせて完成形は提出せずにわざと揚げ足をとりやすい資料を提出して古参社員とじゃれ合っていればいいです。

 

自分は浮いた時間で別のしたい仕事や、副業でもやっていましょう。

かなり有意義な時間が増えます。

これぞセルフホワイト企業化です。

就業時間内に(といっても時間外手当未払いの場合その境界線は曖昧ですが。)自由時間を獲得できるとかなりラク。

 

 

まとめます

 まとめます

 

サクッとまとめます。

 

疑問

何故ブラック企業に居続けるのか?

何故辞めないのか。

 

例えばこんな人

・ブラック企業に10年くらいいる。

・10年いるのにプレイヤー業務

・長時間働きまくり

 

理由

ブラック企業を辞めることができない社員の原因は、自己評価が苦手だから。

相手が言われた事で自己を肯定するため、長時間労働などしちゃう

 

対策

ブラック企業を辞めることができない社員に意見してはだめ。

モチベーションを下げる事を言われても相手にしてはだめ。

 

自分で自分のゴキゲンをとれないのは結構厄介ですね。

企業に10年くらい勤めているという事は、結構な確率で年長者だと思いますし。

長年いる社員を急に注意したりするって経営者側もやりにくそうにしているので社員としてはもっとやりにくいですよね。

この記事が何かの役に立てば幸いです。

 

 

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尚、動画で触れるブラ男は下記。
ペットを愛でる距離感でご覧ください。

 

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ブラ男

ブラ男

こんにちは。ブラ男と申します。 お察しの通り、ブラック企業に転職してみた(強がり)系男子、略して「ブラ男」です。「絶対コレホワイト企業っしょwww」って自信満々にブラック企業に突っ込んでったアナタの友人に、ハンカチの変わりにそっと差し出せるようなブログを目指しています。担当職種を聞かれてパッと言えないのが最近の悩みです。 30代男性。 Twitter YouTube

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