【引用歓迎】離職理由のテンプレートを作ってみた【ケース別】
※本記事はあくまでも求職者、転職活動中の方へトーク引き出しを増やす目的として作られたページです。志望動機、離職理由などはしっかりと自分の言葉でアレンジして話しましょう。尚、内定や選考通過を保証するものでは御座いません。
お世話になります。私、ブラ男と申します。
今回はブラック企業脱出の第一歩である転職。
意気揚々と転職活動をしていても、必ず聞かれる「転職理由」迷いますよね。
ブラック企業が取り沙汰される世の中ではありますが、ネガティブな転職理由はあまり評価されないのも事実。
いっその事、ブラック企業だったので・・・と言ってしまいたくなりますよね・・・。
是非読んで頂きたい方々
転職理由、なんて答えればいいの?
使える転職理由は?
今すぐにでもブラック企業を脱出したい!
一体何を話していいかわからない!体調不良って言おうかな・・。
こんな疑問をお持ちの方に転職活動で使えるブラック企業の転職理由をご紹介していきます。
ただ漠然とだらだら説明してもかったるいので、カテゴライズしました。
ポイント
「同業界・同職種」
「同業界・異職種」
「異業界・同職種」
「異業界・異職種」
それぞれにチャレンジする時の転職理由ですね。
それでは参ります。
転職理由に困らない考え方。
まずはこれを説明せねばなりません。
各要素を説明する前にポイントが1つあります。
それは、転職理由=志望動機であるという事です。
現職で改善しきれなかった課題を、転職という手段で解決するのです。
大抵の場合は、自身の成長を転職理由にする事が多いですね。
これから書くことが前職での離職理由よりも志望動機にフォーカスしているのはそのためです。
それではご覧ください。
同業界・同職種の企業へ転職する場合の転職理由
この場合、経験者として選考を受ける事ができるためかなり有利ですね。
業界を経験したからこそ、競合である御社で勤務をしたくて離職を決意した。
という転職理由が使えるのは非常にアドバンテージです。
その業界にいると色々と業界内事情が見えてきますよね。
業界動向は勿論、他社動向であったり、取引先のクライアント情報などもよく聞こえます。
ニュースになるような業界であれば尚更です。
情報ソースはまずはなんでもいいので出来る限り転職先の事を調べて、現職との違いを論理的に述べるようにしましょう。
結構リサーチしないと現職との差別化が出来なく、動機がでてこないので、動機が作れている頃には人事部が唸るようなものになっていると思います。
競合他社が新たな領域にチャレンジしていた場合
この場合、かなり転職理由は容易に出来上がります。
自らが仕事をしていく上や日常生活を過ごす上で、変化が重要だと感じた瞬間をリンクさせれば志望動機が成り立ちます。
テンプレ
「今は、ITの進化が目まぐるしく、同じことを展開し続ける事に関して疑問を持っていた。そんな中、新しいサービスを始めた御社の動向は非常に共感できるものであり、興味をもった契機になった。」
といった具合です。
現職と転職先の差別化が容易な程、転職理由は作りやすくなりますね。
競合他社の社員とコミュニケーションをとる機会があり、仕事のスタンスなどの話を聞けた場合。
こちらもかなりリアルに作れますね。
テンプレ
「社員の方と情報交換をする機会があり、現職とは全く異なる価値観で仕事をされていたのを知って驚きました。興味を持ったキッカケは偶発的なものでしたが、そこから調べていく上で様々な事がわかり、御社への興味度合いが高まりました。」
などがいいのではないのでしょうか。
面接官は確率論のひとつとして面接に来ていないかどうかをかなり見てくるので興味を持った理由って必ず聞かれる割には話しにくいんですよね。
もちろん、出会った社員の方の名前や知り合った経緯などは聞かれると思いますので、話せるものを話しましょう。
競合他社の取引先から聞ける場合
こちらは営業職の方が有利ですね。
日々営業活動をする中で、取引先がバッティングしますよね。
営業職であるあなたは他社の評判やクライアントの担当者の評価ポイントなどを細かく聞けると思います。
実は、これがそのまま転職理由になるんです。
テンプレ
「現職でどうしても出来なかった事が、御社では可能です。
その根拠として、自身のクライアントからの御社の評価は非常に高いものでした。
決して責任を環境に転嫁するわけではありませんが、
業界を経験しているからこそ、そのクライアントに対して私は御社の社員のような関わり方をしていきたいです。」
という感じです。
いくつか事例を挙げましたが、現職であらゆる手を尽くした事はしっかりと説明をしましょう。
追い風の組織を転々とするイメージを持たれても勿体ないですからね。
同業界・同職種に転職した経験談
僕自身、同業界、同職種に転職した経験がありますが、理解度は高いのでけっこうスムーズです。
スムーズなのですが、業務のこだわりとかが会社によって異なるため、馴染めるかは会社によるというのが結構怖いですね。
前職ではAという工程に力を入れていて、大変共感出来ていたが、転職先ではAという工程は評価されず、Cという工程を重視している。といった具合。
意外と染みついた行動は抜けないもので、慣れるまでは苦戦を強いられると思います。
同業界であればどこでも同じ!と思っていると落とし穴があるかもしれません。
僕の経験では、上記のような事がまさにあり。
評価の工程が逆で苦しみました。
前職の価値観に拘りはないはずなのですが、自身の価値観とすり替わってしまっていて、会社に意見しそうになったりしましたね。
転職先の方針に納得がいかなかったり、どこか納得感のないまま仕事をしてしまった事もありまして、生産性は結構低かったのを今でもよく覚えています。
全く同じ業界の競合に行くし、問題ないだろうと思っていると思わぬ落とし穴があるかもしれません。
本当に注意した方がいいですよ。
同業界・異職種の企業へ転職する場合の転職理由
こちらは職種のみチェンジする場合ですね。
大雑把にいうと営業→事務、事務→営業、といった具合でしょうか。
外勤から内勤といった場合が結構多いんですよね。
職種のみチェンジする場合
この場合はかなり転職理由に力が入りますよね。
ブラック職種からホワイト職種に移れる可能性が非常に高いです。
中途半端な転職理由だと現職の外勤がしんどい事がにじみ出てしまうので、しっかり理論武装しましょう。
僕が一番使えると思った理由はコレです。
テンプレ
「日々外回りをしていて、社内の●●職の方々や製品、サービス力に非常に支えてもらっていた事が印象に残っています。クライアントへの提案資料や請求書類などの迅速な作成から、ソリューションのシナリオ作りまで。
私も奮闘しましたがこういった内勤のポジションの方々が業界を支えているのだと感じました。自社での異動申請は叶わなかったため、是非御社で●●職にて業界に携わっていきたいです。」
誰にでも参考になるものをイメージしていたら少し長くなってしまったため、抜粋してみて下さい。
この転職理由だと転職先への志望動機がやや薄いため、職種動機と志望動機をしっかり区分して転職動機とリンクさせましょう。
同じ業界で希望職種に就ければ転職先不問のようなイメージを持たれるとやはり落とされてしまいます。
内勤から外勤にシフトする場合、どうしても転職理由を考えるのは難しいんです。
外勤は人不足の場合が多いため、社内での異動申請が通ってしまうんですよね。
転職理由が現職で解決できてしまうんです。
本気で職種の異動を考えているのだとしたら是非現職で申請などしてみて下さいね。
もし不可であればその理由をしっかり転職先に話せば問題ないと思います。
異業界・同職種の企業へ転職する場合の転職理由
職種は変えずに業界を変える場合の転職活動ですね。
意外と作りにくいイメージがあります。
でも実は、考え方は同業界・同職種とあまり変わらないんです。
現業界と異業界の特徴の具体化を図る場合
転職先の業界をまずは調べましょう。
何をクライアントに販売していて、どのような売上を立てているのか。
シンプルでいいので洗い出してみると意外とスムーズに作れます。
異業界となるとかなり幅広いので、その企業が扱っているサービスの商材を有形、無形に絞ってそれぞれ例を出しますね。
テンプレ
~有形商材から無形商材の場合~
「今まで形のあるものを扱っている企業で働いていましたが、無形商材を扱う企業に興味がありました。無形商材は、サービスの変化や業務スピードが速いという特徴があると考えています。現職ではどこか作業的な業務遂行が社則としてあったのですが、無形商材を扱っている企業ではサービス向上のための意見や取り組みは社内で行われているかと思います。作業的ではなく、社内の方と意見交換をする上でスピーディーにクライアントのニーズと向き合っていくような仕事に興味を持っております。」
やや冗長しているような気もしますが、上記の文量を話すと大体50秒程度かと思いますので許容範囲ですね。
やや起承転結が緩いように感じた方はアレンジしてみて下さいね。
ここでは有形商材=作業的としていますが、勿論そのような事はないと僕は思います。
有形商材でスピードが速い企業を何社も知っています。
無形商材を扱っている企業の人事部に「スピード」と「変化」って言葉はウケるのです。
尚、無形商材の中でなぜ転職先企業に興味を持ったのか。
無形商材に興味を抱くキッカケは日々どんな事があったのか。
といった部分の掘り下げも忘れずに行いましょう。
続いて、無形商材から有形商材への転職する場合です。
先ほどの有形商材と無形商材の転職理由を逆にしてもいいのですが、それだと薄っぺらくなってしまうので少し異なるベクトルでいきましょう。
~無形商材から有形商材の場合~
テンプレ
「今まで外回りなどの外勤業務を行っておりました。有形商材を取り扱う企業での仕事も成長できるものでしたが、製品の付加価値によって自身が存在しているような気もしており、やや物足りなく感じておりました。無形商材のサービスを扱っている企業に就職する事で、そのサービスの提案方法は提案者によって様変わりすると感じております。企業の提案方法も勿論勉強させていきたいのですが、クライアントのニーズによって提案方法を変えていき、自身としてのスキルの幅も広げていきたいと考えております。」
といった感じです。
外回りなどを行う業務の方に関しては上記で作りやすいですね。
異業界・同職種への転職経験談
僕自身の経験ですが、かなり働きにくい転職となってしまいました。
理由は以下です。
・同職種といっても担当職域が全く違う。
・働く人の性格が全然異なる人ばかりだった。
同じ職種でも業界によって求められる部分が異なるため、そこは抑えておくべきだと思います。
事前の下調べと面接時のヒアリングが重要ですね。
求められる部分が異なると、ぶっちゃけかなり働きにくいケースがあります。
勿論逆もあると思うのですが、僕の場合はかなり働きにくい職場に転職してしまった経験があるのです。
また、意外と就業している方々の性格や特徴などもかなり異なっていた事もあり、僕の場合はかなり働きにくい印象でした。
(社風もあるかもしれませんが・・・)
前職は前衛的だった社員(社風)が転職先で保守的だったりすると、今まではピックアップされなかった自身のミスも社内では大問題だったりしましたね。
やはり、転職って「別会社」に入社するわけなので、今まで培ってきた常識だったり価値観は全てノーカンのつもりでいた方がいいですね。
上司の性格も全く異なるので、本当に注意が必要です。
異業界・異職種の企業へ転職する場合の転職理由
さて、こちらは今までのケースで一番難しいです。
年齢や積んできたキャリアによって話す事が異なります。
選考は大手企業などではなく、ホワイト中小企業などを見つけてチャレンジ入社としたいものですね。
「業界」「職種」でまずは今までの経験とどこがリンクしているかを細かく精査する必要がありますね。
少しざっくりとしていますが、いくつか事例を出しておきますね。
ご覧頂いている方の一助になればと思います。
テンプレ
~ウェディングプランナーから一般事務職への転職の場合~
「お客様の晴れ舞台をプランニングするという仕事は、ミスができない緊張感もあり、やりがいのあるものでした。ですが、市場は少子高齢化であり今後婚礼市場は縮小していくものと考えられています。ふと自身のキャリアを俯瞰した時に、自身の付加価値が今後どうなるかわからないという不安感が転職を考えたキッカケです。ウェディングプランナー時代はデスク業務よりも人とコミュニケーションをとるシーンが大半でしたため、デスク業務がメインの職場にてキャリアアップを目指したいと考えており転職活動をしております。」
テンプレ
~OA機器の営業職から総務付けの事務職への転職~
「営業先が総務部の方である事が多く、OA機器の発注以外にも様々な悩みをお話頂く事が多くありました。そんな中、企業の縁の下の力持ちである総務部の方に仕事のやりがいや面白さ、謝意を述べて頂いたりとして頂く中で、総務部の仕事に興味を持ったのがキッカケです。色々と大変な事もあるとお聞きしますが、勤務している社員の方々に直接貢献できる総務部の事務として転職活動を行っております。」
こんなところでしょうか。
転職理由が全く浮かばない!という方はご参考下さい。
上記を元に自身の経験からアレンジすると充分転職市場で戦えるものになりますよ。
まとめ
さて、長らくお付き合い頂き有難うございました。
いかがでしたでしょうか。
ブラック企業脱出のお手伝いが出来ればと思います。
最後にポイントをまとめておきますね。
ポイント
転職理由=志望動機である
調査をして差別化を行う事で成長目的に話を展開させることができる。
各テンプレが一助になれば幸いです。
この記事が少しでも役に立つ事を祈ると同時に、
みなさまの転職活動の成功を本当に、本当に願っています。
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尚、動画で触れるブラ男は下記。
ペットを愛でる距離感でご覧ください。